20221111習 米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、米ホワイトハウスは10日、バイデン大統領と中国の習近平国家主席が14日、20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて、インドネシア・バリ島で会談すると発表した。(写真はVOAのサイト画面)

 米政府高官は記者団に、バイデン大統領は首脳会談で、ウクライナ戦争や北朝鮮のミサイル発射を含め、世界と地域の議題を取り上げると述べた。北朝鮮の挑発を止めるため、習主席に何らかの措置を要望する可能性も指摘した。

 バイデン大統領が習主席と会談するのは、2021年の就任後初めて。両首脳はこれまで電話などによる会談を数回行っており、最近では今年7月に行われた。

 米政府高官は「大統領は、中国の脅威や台湾海峡の平和と安定などわれわれの懸念に誠実に向き合うだろう」と指摘。人権や米国と同盟国に対する中国の有害な経済行為についても配慮する考えを明らかにした。

◇出典

https://www.voachinese.com/a/biden-xi-summit-preview-20221110/6829212.html

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/junshiwaijiao/jt-11102022121804.html

◇参考情報
米下院議長、台湾総統と会談 支援の継続を強調