中国で厳格な新型コロナウイルス対策の二次災害が頻発している。甘粛省蘭州市七里河区は11月1日、3歳の男児が自宅で一酸化炭素中毒となったが、コロナによる封鎖のため治療が手遅れとなり死亡する事故が起きた。ネット上では悲憤の声が上がっている。台湾の中央通信社が伝えた。（写真は星島日報のサイト画面） 幼児の父親によると、1日正午ごろ、妻と3歳の長男が自宅で入浴後に失神。妻はまもなく回復したが、長男は呼吸はあるが意識が戻らなかった。父親が長男を近くの病院に運ぼうとしたが、住宅団地が封鎖中で外に出られず、救急車を呼んでも来なかった。住民の協力を得て父親が同日2時半ごろタクシーで長男を病院に運んだがまもなく死亡したという。
蘭州市公安局（警察）は1日、同日午後1時43分ごろ、2人が自宅で倒れ。まもなく病院に運ばれたが幼児は死亡、死因はプロパンガス器具の使用の誤りによる一酸化炭素中毒だったと発表。中国メディアの財新網が伝えた父親の証言と異なっている。
ＳＮＳの「微信（ウィーチャット）」上では、男児の事故を受け、厳格なコロナ対策で治療が手遅れとなる悲劇が頻発していることに、憤りを示す投稿が相次いでいる。一部では、男児の死亡について「この子はマスクがない世界を見ることがなかった」、「コロナの3年は、男児の一生だった」などと同情する書き込みも多くみられた。
○上海でコロナボランディア急死 大型旅客機の設計者◇出典
https://www.cna.com.tw/news/acn/202211020353.aspx
https://std.stheadline.com/realtime/article/1883697/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%98%AD%E5%B7%9E3%E6%AD%B2%E7%94%B7%E7%AB%A5%E7%85%A4%E6%B0%A3%E4%B8%AD%E6%AF%92%E4%BA%A1-%E5%AE%98%E6%96%B9%E6%89%BF%E8%AA%8D%E9%80%81%E9%99%A2%E5%8F%97%E9%98%BB40%E5%88%86%E9%90%98-%E6%95%91%E5%8A%A9%E6%A9%9F%E5%88%B6%E4%B8%8D%E6%9A%A2%E9%80%9A
https://std.stheadline.com/realtime/article/1883560/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E8%98%AD%E5%B7%9E3%E6%AD%B2%E7%AB%A5%E7%85%A4%E6%B0%A3%E4%B8%AD%E6%AF%92-%E5%B0%8F%E5%8D%80%E5%B0%81%E6%8E%A7%E9%98%BB%E9%80%81%E9%99%A2%E4%BA%A1-%E6%80%A5%E6%95%91%E4%B8%AD%E5%BF%83-%E6%AD%A3%E8%B7%9F%E9%80%B2%E8%AA%BF%E6%9F%A5
◇参考情報
