
同委員会によれば、患者は山南市に住む男性(38)で、同市錯那県の牧畜民。9月24日に発症して25日に死亡し、翌26日に肺ペストと診断された。
同センターの報道官によると、肺ペストはペストの一種。げっ歯類の体にいたノミを媒介にヒトに伝播。ヒト間は呼吸器からの飛沫で感染することがある。潜伏期は1~4日。寒気や発熱などの症状が現れ、早期に治療を受けないと死亡する。
同センターによると、中国本土では2019年11月、内モンゴル自治区の男性と女性が、肺ペストと診断された。
中国では、ペストの80~90%を占める「腺ペスト」の患者はしばしば発生。今年7月には寧夏回族自治区銀川市で患者1人がみつかった。最近4年間は、内モンゴルと寧夏で毎年患者が確認され、19年には全国5人が発症し1人が死亡した。
○寧夏で「腺ペスト」患者確認 内モンゴルで感染○ペスト感染で1人死亡、35人を隔離 内モンゴル
◇出典
https://www.info.gov.hk/gia/general/202210/26/P2022102600594.htm
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20221026/bkn-20221026180112567-1026_00952_001.html
◇参考情報