中国のニュースサイト、環球網によると、陝西省西安市政府は11日、新型コロナウイルスの感染状況が深刻だとして、市内の小中学校と高校、幼稚園に対し14日まで、対面授業の停止を命じた。中学と高校の3年生は例外とした。

　陝西省で10日確認された、新型コロナの新規患者は、有症が24人、無症状が15人の計39人。うち、西安市は有症が4人、無症状が7人の計11人だった。

　一方、上海市でも、国慶節（建国記念日）の連休終了後、感染が拡大傾向にあり、当局は10日、全市各区で11日から11月上旬まで、1週間に2回以上のＰＣＲ検査を義務付けると通知した。また、各区の当局に対し、市外から上海に入る人々、ホテルや民泊の宿泊者などの検査を徹底するよう指示した。

　澎湃新聞によると、上海市当局は10日、上海の来訪や帰還者には3日に3回のＰＣＲ検査を義務付ける方針を公表した。検査を受けないとアプリの「健康コード」が「黄色」表示となり、各種の不利益が生じる。

◇出典

○西安市、32日ぶり都市封鎖解除　事前に全員ＰＣＲ検査