国家衛生健康委員会の11日の発表によると、中国全土の10日の新型コロナウイルス新規感染者は、有症が427人、無症状が1662人の計2089人だった。うち内モンゴルが有症145人、無症状637人の計782人で全国最多だった。ニュースサイトの央視網によると、区都フフホト市は11日から、全車両の市内乗り入れを禁止した。

 フフホト市は、外地から戻る市民に、感染状況が落ち着くまで帰還を見合わせるよう求めた。必要物資を運ぶトラックな市内に入れるが、運転手に48時間以内発行の陰性証明書の提示を求めるほか、市内で目的以外への立ち寄りや、下車を禁じた。

 中国で内モンゴルに次ぎ、新規感染者が多いのは新疆で、10日の新規感染者は有症が82人、無症状が375人の計475人だった。新疆では、ウルムチ市天山区が59人と最も多かった。

 ネット情報によると、ウルムチ市では11日現在、新型コロナ感染リスクの「高エリア」は324カ所、いずれも「中エリア」は98カ所上り、住民は自宅や住宅団地からの外出が禁止されている。同市の大部分が、事実上のロックダウン(都市封鎖)となっている。

◇出典

http://www.nhc.gov.cn/xcs/yqfkdt/202210/380267c278564d8895f794dd1bffbb1c.shtml

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1746297161994533308&wfr=spider&for=pc

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1746350891437065863&wfr=spider&for=pc

https://www.haoyunbb.com/news/pne_fx_6500000.html

◇参考情報
上海各区でコロナ全員検査 シーサンパンナ封鎖