20221005巡 台湾紙・聨合報(電子版)は3日、台湾東部の海域で9月29日、台湾大学の研究調査船「海研一号」が活動中、台湾海巡署と海上保安庁の巡視船が10時間余りにらみ合いを続けたと写真付きで報じた。(写真は聨合報の画面)

 海巡署は29日午前11時、「海研一号」から、台湾東部花蓮港の東部69カイリ(約128キロ)で、日本の大型公務船が近接されたとの通報を受けた。香港メディアの星島日報によると、まもなく、海巡署が派遣した巡視船と、日本側が、互いに排他的経済水域(EEZ)を主張して対峙(たいじ)した。

 台湾のシンクタンク、中華戦略前瞻協会の揭仲研究員によると、各国が主張するEEZが重複することは国際関係上しばしばみられる。ただ、揭仲研究員は「日本側の行為を放置すれば、『新しい現状』を認めることにつながる」として、台湾側がEEZの主張を独自に続けるよう求めた。

◇参考情報

https://udn.com/news/story/6656/6659719

https://udn.com/news/story/6656/6659717

https://std.stheadline.com/realtime/article/1876977/%E5%8D%B3%E6%99%82-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E5%8F%B0%E7%81%A3%E7%A7%91%E7%A0%94%E8%88%B9%E9%81%AD%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%85%AC%E5%8B%99%E8%88%B9%E8%B7%9F%E8%B9%A4%E9%A8%B7%E6%93%BE-%E6%B5%B7%E5%B7%A1%E7%BD%B2%E6%B4%BE%E8%BB%8D%E8%89%A6%E8%AD%B7%E8%88%AA%E9%80%BC%E9%80%80