20220930犬 中国メディアの光明網によると、河南省鶴壁市の街路で26日午後6時半ごろ、犬1匹が通行人を次々にかみ、子どもを含む約40人がけがした。現地の病院では、狂犬病ワクチン接種のため住民が殺到している。(写真は東網のサイト画面)

 香港メディアの東網によると、鶴壁市の当局は犬を捕獲した。調べたところ、野良犬で人に飼われている形跡はなかった。ネットでは、2日間に70~80人がかまれたとの情報が投稿されている。

 中国は狂犬病の多発国で、2021年の患者数は前年同期比22.3%減の157人、同年の死者は20.2%減の150人だった。世界保健機関(WHO)のまとめでは、中国の野良犬は、全国で4000万匹に上ると推計されている。

 中国では17年6月、陝西省西安市の路上で、女性=当時(32)=が犬にかまれて狂犬病を発症。ワクチンを4回接種したが翌月死亡した。

 医師によると、狂犬病の発症を防ぐには、犬にかまれた直後に病院で傷口の処置を受けワクチンを接種することが必要。ただ、女性が接種したワクチンは、にせものだったの指摘もある。

◇出典

https://m.gmw.cn/2022-09/28/content_1303157535.htm

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1745299308440880571&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220929/bkn-20220929130300175-0929_00952_001.html

https://news.sina.cn/2022-09-28/detail-imqmmtha9101025.d.html

https://hlj.rednet.cn/content/2022/09/28/11880286.html

https://3g.163.com/dy/article/HCIOUDDH0552YGNW.html


◇参考情報
狂犬病ワクチン大手がデータ偽造=GMP認証を取り消し