20220926干 水利省・水害干ばつ防御局の姚文広局長は24日、国営新華社通信の取材に対し、長江流域の干ばつが続いており、江西省のハ(番の右におおざと)陽湖と湖南省の洞庭湖は同期として水位が史上最低となった。現在のところ給水は対応が可能で、各ダムが協調して供給を確保している。(写真は星島日報のサイト画面)

 同省によると今年の7月以降、長江流域の降水量は例年の同期に比べて5割少なく、長江主流と支流の水量は例年に比べ2割から8割減っている。

 長江流域で干ばつの被害を受けた農地は、199万ヘクタール(ha)。住民約29万人と家畜約35万頭が飲み水不足に直面している。干ばつが深刻な省と直轄市は、重慶、湖南、江西、湖北、安徽、貴州の6つ。

 香港メディアの東網によると、特に江西省では全省の県(市・区)の94.6%で「重度の干ばつ」が74日持続。森林火災の危険度も最高レベルに高まっている。江西省上饒市の杭長高速道路の沿道で25日、山火事が発生し約300平方メートルが焼けた。

 南昌市内のカン(章の右に夂と貢)江の支流の一部は、8月12日から40日以上、流れが途絶えている。


◇出典

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1744860548593797959&wfr=spider&for=pc

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220925/bkn-20220925192159618-0925_00952_001.html


◇参考情報
長江流域干ばつやや緩和 中下流域はさらに深刻に
四川と重慶で深刻な電力不足続く 山火事で送電停止も