20220922欧 20日付の米紙ニューヨーク・タイムズによると、欧州企業の対中投資が激減しているとの分析を、3種類の最新リポートが示した。在中国EU(欧州連合)商工会議所(EUCC)の、イエルク・ブトケ会長は「新型コロナウイルスの感染拡大後、欧州企業による新たな中国進出はない。最大規模の企業を除き、興味を失った」と述べた。(写真は中央通信社のサイト画面)

 EUCCの最新リポートによると、中国当局がコロナの感染リスクを減らすため、海外との往来を厳格に規制したため、欧州企業は最高幹部から一般職員まで、中国渡航の困難さのためやる気を失っている。ブトケ会長は「欧州企業は東南アジアやインド、その他の地区が気に入っている」と語った。

 米調査会社ローディアム・グループのリポートによると、EUと英企業による対中投資は、今年上半期は20億ドルで、昨年同期の48億ドルに比べ急減した。

 リポートによると、対中投資の企業の大部分は、ドイツの製造業によるもの。しかも、中国子会社の利益を再投資しており、母国からの送金ではなかった。

 同紙によると、今年4~6月の中国の経済成長率は年率換算で0.4%。弱い経済は、外国企業にとっての対中投資の魅力をさらに小さくした。

 中国当局が公表する外国直接投資は増加しているが、大部分が香港から。中国企業が課税回避のため、短期間香港に置いた資金を、本土に投資したケースが多いという。

◇出典

https://cn.nytimes.com/business/20220921/europe-china-investment/

https://www.nytimes.com/2022/09/20/business/europe-china-investment.html?searchResultPosition=1


◇参考情報
米、上海領事館員の退避許可 過酷コロナ対策理由に