20220921江 中国メディアの上観新聞によると、中央気象台は19日、江西省の95.7%の県(市区)で極めて深刻な干ばつが起きていると発表した。湖南省でも116の県(市区)が深刻な干ばつが発生している。(写真は星島日報のサイト画面)

 江西省の深刻な干ばつは77日連続。農業のほか一部では飲み水不足が発生し、山間部では約1万7700人が外部から給水を受けている。複数の地方政府が、住民への給水のため、消防車を動員している。

 香港メディアの星島日報によると、今年に入り長江流域の各地で高温と少雨による干ばつが発生。特に江西と湖南の両省で状況が深刻化している。

 中国水利水電科学研究院の研究員によれば、今年のように長江流域全体で深刻な干ばつが起きるのはまれ。特に1949年の新中国建国以来、これほどの干ばつは起きていない。中国水利省の指導で、下流地域で取水をしやすくするため、水位の引き上げるための調整作業が行われている。

◇出典

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