20220920震 台湾中央災害緊急対策センターによると、台湾台東県で18日、マグニチュード(M)6.8の地震があり、20日までに1人が死亡、168人がけがした。台湾の中央通信社が20日伝えた。(写真は東網のサイト画面)

 経済省によると、一時2万2024世帯で停電したがまもなく復旧。花蓮県と台東県(花東地区)の2027世帯が断水したため、当局が21日午前0時までの復旧を急いでいる。

 台湾交通省によると、台湾省道20号線の高雄市内の一部区間が、道路脇の斜面が崩れたために中断。また、在来線の台湾鉄路管理局(台鉄)の花蓮県玉里駅と東里駅間で地震のためレールが曲がって列車の運転ができなくなり、バスによる代替輸送を行っている。

 内政省営建署が被災建物の緊急点検を行ったところ、20日午前9時現在、花蓮県と台東県で計43件が危険建物と認定された。うち花蓮県の3件は最も危険は「赤色標識建物」と認められ、2件が撤去された。

 花東地区では、今年3月23日にもM6.6地震が発生。、台東で女性(88)がガラスでけがし、病院に運ばれた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/asoc/202209200043.aspx

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220919/bkn-20220919190201080-0919_00952_001.html


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