遼寧省大連市政府と四川省成都市の新型コロナウイルス対策本部はそれぞれ18日、感染拡大が抑え込まれたとして、経済活動を19日午前0時付で解禁すると通知した。両市とも地下鉄やバスなど公共交通機関の運転を全面再開した。車の通行も平常通り認められた。成都日報や大連新聞網など現地のメディアが伝えた。 

 両市とも、幼稚園、小中学校は、対面授業の再開が認められた。一方で10月1日の国慶節の連休を前に、感染防止対策の徹底も通知。大連市は住民全員を対象に1週間に2回、成都市は1回のPCR検査を義務付けた。

 両市とも、国慶節の連休中、できるだけ地元にとどまり、市を跨ぐ移動を控えるよう呼びかけた。外出の際は、48時間に発行されたPCR検査の陰性証明の携帯を義務付けた。

 また、大連市では、区域を跨ぐ移動を解禁した。ただ、映画館や公衆浴場、フィットネスクラブや、飲食店の店内飲食は再開が当面見送られた。公共の場所や、地下鉄駅の出入り口などで「場所コード」の読み取りを義務付けた。

 国家衛生健康委員会によると、19日に全土で確認された国内感染の新型コロナの新規感染者は629人だった。うち有症が104人、無症状が525人。全土で有症、無症状とも最多は貴州で249人だった。

◇出典

http://www.dlxww.com/news/content/2022-09/19/content_2629915.htm

https://baijiahao.baidu.com/s?id=1744288330673760835

http://www.nhc.gov.cn/xcs/yqfkdt/202209/b607d59ecc594874b90728c056176376.shtml


◇参考情報
大連のコロナ患者8日は76人 累計1000人に迫る