中国メディアの環球網によると、中国南方地区で高温が続いており、浙江や福建、江西、安徽などの各地では25日以降、最高気温が40度を超える見通しだ。中央気象台は25日朝、これらの各省に、高温では3段階で上から2番目の「オレンジ警報」の継続を発表した。（写真は東網のサイト画面）

　気象当局によると24日は、江南、華南、新疆南部で幅広い範囲で35度以上の高温を記録。浙江中南部、福建、江西、湖南、広東などの各地で41～42.5度を記録した。

　香港メディアの東網によると、福建省泉州市では23日、30の町村で気温が40度を超え、一部が42度以上を記録した。高温のため、橋桁の表面が割れる被害なども出た。

　一方、内モンゴル、吉林、黒竜江、山西など中国北方地区では25日以降、雷やひょう、強風を伴う大雨が予想されている。山西南部、河北中南部、湖北中部では強い対流が予測されるため、当局が外出を控えるよう住民に呼び掛けている。

◇出典

○南方3省は60年ぶり大雨　北方河南は摂氏40度