20220721天中国メディアの新京報などによると、天津市北辰区天穆鎮の住宅団地で19日朝起きたガス爆発事故で、天津市政府は20日、捜索活動が終結したと発表した。事故による死者は4人、けが人は13人となった。市政府は、警察や消防などの合同チームを編成し、事故原因の調査を始めた。(写真は青蜂侠より)
 
 爆発事故は、天穆鎮歓顔里にある住宅団地の3号棟で起き、4階から6階部分が崩壊して、住民ががれきに閉じ込められた。警察や消防などが急行し、救助犬などを使って住民の捜索活動を行った。団地の住民260人は、付近のホテルに避難した。

 捜索活動の結果、20日早朝までに行方不明者3人を救出したが、死亡が確認された。これより前に救助された1人を含め計4人が死亡した。けが人13人は、命に別状はないという。

 天津でガス爆発事故が起きたのは、最近1カ月で2回目。6月21日夕には、天津市宝◆(土へんに低のつくり)区の交差点でガス爆発があり、計23人がけがした。


◇参考情報
山東の飲食店と天津の交差点でガス爆発、計36人死傷
湖南長沙の飲食店で爆発 消防士1人死亡