中国メディアの澎湃新聞によると、28日午前10時47分ごろ、上海市浦東新区恵南鎮の街路で、「1038線」の路線バスが迷走した後、欄干を突っ切って近くを流れる川の中に転落した。男性運転手(59)が意識混濁状態で助け出され、病院に運ばれた。心筋梗塞と診断され、治療を受けている。電動バイクの2人が、バスと接触し軽傷を負った。乗客は乗っていなかった。(写真は中国青年網のサイト画面)
目撃者によると、事故直前、運転手は体の不調を訴えて、乗客を下車させた。バスはまもなく迷走を始め、その後、川の中に落ちた。周辺の飲食店主ら数人が川に入り、水に浸かった運転席から、安全ベルトを外すなして運転手を救出した。警察が詳しい事故原因を調べている。
中国では運転手の急病が原因とみられる、路線バスの事故がしばしば発生。遼寧省大連市でも6月11日、金普新区の街路で、路線バスが停車中のトラックに追突後、さらに停車中の車15台に次々と衝突。トラックの運転手けがした。警察は、バスの運転手(45)が脳か心臓血管の急病となり、運転ミスにつながったとみている。
昨年10月1日には、四川省綿陽市で「100線」の路線バスが走行中、運転手が持病の発作を起こして急停車した。乗客約20人は無事だった。
また、上海では昨年12月、中心部の上海市徐匯区の交差点で10日午後2時11分ごろ、「205路」の路線バスが、赤信号で待っていた前方の乗用車に追突。2台が横断歩道を渡っていた歩行者をはね、6人が重軽傷を負った。
○瀋陽で路線バス爆発 1人死亡42人重軽傷
◇出典
https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_18775530
http://news.youth.cn/sh/202206/t20220628_13806920.htm
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1735411241151313529&wfr=spider&for=pc