20220622山 山東省泰安市と天津市で21日、相次ぎガス爆発が起き計36人が死傷した。中国メディアの新京報によると、山東省泰安市の住宅団地「緑地公館」内の1階飲食店で21日午前、ボンベ入りのプロパンガスが爆発し、1人が死亡、12人が重軽傷を負った。市当局が事故原因の調査を始めた。(写真は、東網のサイトより)

 中国メディアの中国新聞網によると、天津市宝テイ(土へんに低のつくり)区の北城東路と呉蘇路の交差点付近でガス爆発があり23人が重軽傷を負った。区当局は、現場で行われていた工事が原因でガスが漏れ、爆発につながったとみて、調べを進めている。

 山東省泰安市の現場では、爆発が起きた店のほか、隣接する飲食店3店が激しく壊れた。天津市では、市トップの李鴻忠党書記らが、負傷者の手当てと事故原因の究明、類似の事故の防止などを、市政府各部門に指示した。

 中国ではガス爆発事故が頻発。6月1日には湖南省長沙市の飲食店で発生し、消防隊員1人が死亡、13人がけがした。5月24日には、江蘇省常州市の集合住宅がガス爆発で崩壊。住民6人が死傷した。

◇参考情報

http://www.bjnews.com.cn/detail/165580078314171.html
https://news.sina.com.cn/o/2022-06-21/doc-imizirau9802061.shtml

http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/06-21/9785490.shtml


◇参考情報
瀋陽の57人死傷のガス爆発 ガス配管工事ミスが原因