20220620火 中国メディアの中国新聞網などによると、国有石油大手、中国石油化工(シノペック)傘下で、上海証券取引所上場の上海石油化工(上海石化、上海市金山区)のエチレングリコールプラントで18日午前4時ごろ火災が起き、運送会社の運転手1人が死亡したほか、上海石化の従業員1人が軽傷を負った。火は同日午前9時ごろまでにほぼ消し止められた。当局などが出火原因を調べている。(写真は東網のサイト画面)

 澎湃新聞など各メディアによると、プラントでは爆発とともに炎が上がった。約3キロ離れた場所でも、炎と黒煙が見えたほか、刺激臭がしたという。

 上海石化の19日の発表によると、同社化工部の1号エチレングリコールプラントから出火。周辺の配管の火災も引き起こした。同社がプラント周辺の大気質を調べたところ、揮性有機化合物(VOC)など有害物の異常値は見られず、排水も正常値内だった。

 ニュースサイトの上游新聞によると、上海石化では昨年5月にもアルケン部2号プラントで爆発事故が発生。1人が死亡、13人が重軽傷を負った。

 上海石化は、石油精製・加工の大手会社で、中国を代表する石油製品と石油化学中間製品の製造会社。17日午前、創立50周年を祝う大会が開かれたばかりだった。

◇出典

http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/06-18/9782899.shtml

https://pdf.dfcfw.com/pdf/H2_AN202206191573227967_1.pdf?1655657801000.pdf

https://mbd.baidu.com/newspage/data/landingsuper?pageType=1&context=%7B%22nid%22%3A%22news_9405607250086883912%22,%22sourceFrom%22%3A%22bjh%22%7D

https://www.cna.com.tw/news/acn/202206180198.aspx

https://www.cna.com.tw/news/acn/202206180056.aspx


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