20220516空防衛省統合幕僚監部は15日、沖縄県・沖大東島の南西約300キロ付近で中国海軍の空母「遼寧」から艦載戦闘機やヘリコプターが発着したのを確認したと発表した。遼寧などが太平洋に入り、10日以上が経過しており、同省が動向を監視している。(写真は防衛省統合幕僚監部の発表資料より)

 遼寧では14日午前9時から午後9時まで、発着艦訓練が行われた。遼寧は、ミサイル巡洋艦など3隻とともに航行した。遼寧での発着艦訓練は、今月3日から12日までの連日確認された。
 遼寧などの艦隊は、5月1日と2日に東シナ海で確認され、その後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南下した。

◇参考情報
中国が月平均3回の領海侵入 河野防衛相が警戒感
中国艦艇4隻が宮古海峡通過 11月末には大隅海峡も