20220513雨 香港メディアの東網によると、中国華南地区では悪天候が続いており、広東省深セン市の羅湖や福田など中南部で12日未明から大雨が降り始めた。市当局は大雨では最高レベルの「赤色」警報を今年始めて発出。市内の小中高と幼稚園を13日から2日間、休校とした。(写真は東網のサイト画面)

 深セン市気象局によると、12日午前2時から3時の1時間に、羅湖、南山、福田、塩田などの各区が大雨に見舞われ、うち羅湖と福田の両区では60~70ミリの雨量を記録。当局が緊急態勢で被害防止にあたった。赤色警報の発出により、学校の休校や出勤の見合わせなどを求められた。

 中国メディアの中国新聞網によると、広東省では10日夜から、各地で大雨が降り始めた。11日には広州北部、清遠南部で局地的に激しい雨が降った。茂名、肇慶北部、珠海、中山なども豪雨に見舞われ、多くの地区で街路の冠水などが発生。住宅に取り残された住民の救出が行われた。

◇出典

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220512/bkn-20220512082642754-0512_00952_001.html

http://www.chinanews.com.cn/sh/2022/05-11/9752153.shtml

◇参考情報
四川内江で暴風雨 街路冠水、1.7万人に被害
今年の水害の死者・不明590人 経済的損失4兆円超