20220512中米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は10日、中国の「ゼロコロナ」政策について「持続不可能」と述べ、政策を改めるよう呼びかけた。テドロス氏は親中国的な発言で知られ、中国の新型コロナウイルス対策を批判するのは極めてまれ。中国のSNS(交流サイト)のWHO公式アカウントから、事務局長の発言内容は削除された。(写真は網易のサイト画面)

 中国メディアの観察者網によると、中国外務省の趙立堅副報道局長は11日、定例記者会見で、テドロス事務局長の発言について「無責任な発言をしないよう望む」と批判。「中国のゼロコロナ方針は、中国の感染状況に最も適した政策だ」と語った。

 RFAによると、上海では3月末からコロナの感染が拡大。当局は、厳格な行動規制を実施し、地下鉄を運休にした。住民の自宅内に係員を派遣して、消毒作業が行うなどの徹底的な対策が行われている。

 WHOではテドロス事務局長のほか、WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏も「感染対策と、社会や経済への影響との間でバランスを取らなければならない。人権にも配慮するべき」と訴えた。

◇出典

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/huanjing/gf-05112022093244.html