20220427北 北京市衛生健康委員会の27日の発表によると、同市で前日の26日確認された新型コロナウイルスの有症感染者は31人だった。新規の無症状感染者はいなかった。香港メディアによると、北京のロックダウン(都市封鎖)を見込み、スーパーマーケットやオンラインショップで買いだめ騒動が続いている。(写真は星島日報のサイト画面)

 地元メディアの北京日報によると、4月22日以降の北京市の新規感染者は、朝陽区など8区の計92人。学校関係者や高齢者向けツアー参加者などと、結婚披露宴参加者の2つの感染ルートが確認されている。北京市疾病対策予防センターは、北京で当面、新規感染者の確認が続くとみている。

 北京市では16区の内12区で26日から、全住民を対象とした計3回のPCR検査が始まった。住宅団地内の設置された検査所では、住民が長い列をつくった。

 香港メディアの星島日報によると、北京では、ロックダウンで食料難に陥った上海を教訓に、食品の買いだめ騒動が発生。各スーパーマーケットの陳列棚が相次ぎ空になった。
 冷凍冷蔵庫の販売台数も急増しており、家電量販店の蘇寧易購では24日だけで、通常の1カ月分の300台が売れた。同社は今後に備え、急きょ5000台を入荷した。また、全店舗の営業時間を午後10時まで延長した。


◇出典

http://wjw.beijing.gov.cn/xwzx_20031/wnxw/202204/t20220427_2693371.html

http://beijing.qianlong.com/2022/0427/7130220.shtml

https://std.stheadline.com/daily/article/2458537/%E6%97%A5%E5%A0%B1-%E4%B8%AD%E5%9C%8B-%E4%BA%AC%E7%88%86%E5%A9%9A%E5%AE%B4%E5%82%B3%E7%96%AB%E9%8F%88-%E6%8E%80%E5%9B%A4%E8%B2%A8%E6%BD%AE



◇参考情報
北京でコロナ感染急増 朝陽区が住民の検査強化
上海コロナ感染、新たに11人死亡 全員に基礎疾患