習近平国家主席は13日、海南省を視察した際、新型コロナウイルスの感染対策で「ゼロコロナ」対策を堅持する方針を改めて示した。同時に、対策が社会と経済に与える影響を軽減する必要性も強調した。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が13日伝えた。

 中国メディアの財新網によると、国務院は11日、上海、江蘇蘇州、広東広州、四川成都など8都市について、隔離期間を短縮する緩和方針を発表した。

 8都市では、入国者に義務付けられている14日間の集中隔離と7日間の自宅隔離を、10日間の集中隔離と7日間の自宅隔離に改める。また、各都市で「封鎖抑制区」に指定されている地区で、封鎖解除の条件を「陽性者ゼロ」連続14日から10日に短縮した。

◇参考情報上海のコロナ感染者2.3万人 96%が無症状
米、上海領事館員の退避許可 過酷コロナ対策理由に