20220412広 ニュースサイトの光明網によると、広東省広州市政府は11日、新型コロナウイルス対策に絡む記者会見を開いた。広州市衛生健康委員会の陳斌副主任は、10日午後2時から11日午後6時までに、広州市で新型コロナの新規感染者38人を確認したと発表した。うち有症が27人、無症状が11人だった。(写真は百度のサイト画面)

 陳副主任によると、4月8日から11日の感染者数は計61人。同市の白雲、越秀、花都、増城、海珠の各区は、区内の一部の住宅団地を「管理区」に指定して、住民の団地からの外出を禁じた。

 香港メディアの東網によると、広州市では、同市でも今後、上海市同様のロックダウン(都市封鎖)が行われる恐れがあるとして、住民多数が9日ごろから、スーパーマーケットで駆けつけ食品の買いだめを始めた。各店の陳列棚から商品がほとんど消える状態となっており、当局は11日、各スーパーの食品の在庫は十分だなどして、住民に平静を保つよう呼びかけた。

 広州市内でも感染状況が深刻な白雲区では9日、住民多数が早朝からスーパーに殺到。多くの店で、正午には野菜が完売したため、早めに閉店した。野菜の価格は高騰しているという。一部の乾物店の経営者は、朝早くに小麦粉が売り切れたと話している。

◇出典

https://m.gmw.cn/baijia/2022-04/12/1302894535.html

https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20220411/bkn-20220411193312332-0411_00952_001.html


◇参考情報
香港、深セン両港、コロナで滞留深刻化 上海でも
深セン5区で都市封鎖解除 バス地下鉄が運転再開