
中国民用航空局・安全弁公室の朱涛主任によると、見つかったのは、フライトデータレコーダー (FDR) とCVRからなる「ブラックボックス」のうち、CVRと判断された。北京の専門機関に送られ、読み取り(デコード)が行われる。
ニュースサイトの央視網によると、CVRは23日午後4時半ごろ、機体と地面の主な衝突場所から約20メートル離れた地点で見つかった。外側は激しく損傷していたが、中身はほぼ無事だった。CVRのデータのダウンロードとデコードは一定の時間が必要という。調査チームはFDRの発見に全力を挙げている。
今回墜落したMU5735便のボーイング737-800型機は、「ブラックボックス」と呼ばれるCVRとFDRを載せており、事故原因分析の鍵となる。CVRは、貨物室の後方に積まれ通電中は記録が続く。機長や副操縦士の声などが約3時間分記録されている。
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https://www.chinanews.com.cn/gn/2022/03-23/9710059.shtml
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