20220303烏 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北京大や清華大など中国の大学十数校の内外の校友130人余りが2月28日、「ロシアのウクライナ侵攻に断固反対する」と題する連名の書簡をSNS(交流サイト)で公表した。北京大学など中国の有名大学の教授5人が2月26日夜、同様の声明を発表しており、連名の書簡はこれに呼応した動きとみられる。(写真はRFAのサイト画面)

 各大学の校友約130人による書簡は、ロシアのウクライナ侵攻に反対した上、中国政府に対し、1994年12月に署名した「ウクライナに対する安全上の保証供与に関する中国政府の声明」を守るよう求めた。声明は、ウクライナが核兵器による侵略や侵略の威嚇を受けた時、中国が安全上の保証を提供すると定めている。

 南京大の孫江、北京大の王立新、清華大の仲偉民ら歴史学専攻の中国の有名大学の教授5人が26日夜、ウクライナ侵攻に反対する声明をSNS(交流サイト)で発信したが、体制寄りのネット民らの猛批判を浴び、声明は約2時間で削除された。

 香港メディアの香港01によると、中国のネット上では教授5人に対する批判が続いている。中国版ツイッターで、フォロワー155万人のアカウントが5人を痛烈に批判したことに対し、2月28日までに約1万人が賛同。600人以上がシェアした。賛同するコメントは、5人が「反戦だが反米でない。意図を隠している」などと指摘している。

◇出典


https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/junshiwaijiao/ql-03012022040507.html

https://www.hk01.com/%E5%8D%B3%E6%99%82%E4%B8%AD%E5%9C%8B/741754/%E7%83%8F%E5%85%8B%E8%98%AD%E5%B1%80%E5%8B%A2-%E5%8F%8D%E4%BF%84%E5%8F%8D%E6%88%B0%E6%AA%84%E6%96%87%E9%81%AD%E5%B0%81%E6%AE%BA%E5%BE%8C-%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E5%AD%B8%E8%80%85%E5%86%8D%E6%AC%A1%E7%BD%95%E8%A6%8B%E7%99%BC%E8%81%B2