中国のニュースサイト、光明網によると、広東広州発湖北宜昌行きの九元航空AQ1305便のボーイング737型機で1日午前10時27分ごろ、貨物室での火災を知らせる警報が作動した。同便は、湖南省長沙市の黄花国際空港に緊急着陸し、乗客がスライド(滑り台)を使い脱出した。乗客乗員105人にけがはなかった。
中国民用航空中南地区管理局によると、貨物室から焼けた跡が残る手荷物3件が見つかった。乗客が、違法な荷物を預けた可能性があり、同局が調べている。香港メディアの香港01によると、手荷物の中に、電池付きの「尿バッグ」があったという。(写真は香港01のサイト画面)
中国メディアの瀟湘晨報によると、同便は1日午前9時に広州白雲空港を出発し、11時に宜州三峽空港に到着する予定だった。
中国では乗客が持ち込んだモバイルバッテリーが発火し、旅客機が緊急着陸する事件が時々起きている。2018年2月には広州発上海行きの中国南方航空便で、貨物室の手荷物内にあったモバイルバッテリーが発火した。火は消し止められたが、着陸後、荷物を預けた乗客は警察に連行された。
17年2月には、黒竜江ハルビン発名古屋行きの春秋航空便で、乗客が携帯していたモバイルバッテリーが発火。同便は遼寧省の瀋陽桃仙空港に緊急着陸した。
◇出典
https://m.gmw.cn/baijia/2022-03/02/1302826521.html
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1726080161590455667&wfr=spider&for=pc
https://baijiahao.baidu.com/s?id=1726087527245538817&wfr=spider&for=pc
http://news.sohu.com/a/526396331_121123855
◇参考情報