20220124奥 北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会の23日の発表によると、2月4日開幕の北京冬季五輪に参加するため中国に入国した選手や関係者に新型コロナウイルスのPCR検査を実施したところ、39人の陽性が確認された。検査は4日から22日に計2586人に実施され、うち選手とコーチら171人で残りの2451人は関係者。陽性者はいずれも関係者だった。中国内の関係者を含む陽性者は22日現在、計72人となる。(写真はRFAのサイト画面)

 大会関係者は、一般社会と完全分離したバブル方式で管理されている。同委員会によると、バブル内でも4日から22日まで33万6421人に対し検査が行われ、陽性者33人を確認した。検査対象のうち選手とコーチらは175人。陽性者は全員、選手ら以外の関係者だった。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、世界で新型コロナの変異株、オミクロン株の感染が爆発的に広がる中、北京冬季五輪・パラリンピックの準備活動は最終段階に入っている。

 大会の保健衛生対策について助言する国際オリンピック委員会(IOC)医療専門家パネルのメンバー、ブライアン・マクロスキー氏は、22日までの陽性者数について「昨年夏の東京夏季五輪と同じで、予測と合致している」と述べた。

◇出典

https://www.beijing2022.cn/wog.htm?cmsid=20220123004327
北京でコロナ新規感染者5人、3人はデルタ株