2022年1月13日水 中国メディアの中国新聞網によると、四川省甘孜州丹巴県の「三岔河関州水力発電所」で12日午後1時40分ごろ、発電設備の3号機のバルブが破裂し、大量の水が噴出した。設備の修理工事をしていた作業員11人が所内に閉じ込められ、3人が助け出されたがうち1人が死亡した。残る8人の捜索が行われている。(写真は九派新聞のサイト画面)

 発電所から出た水で、周辺の市街地が冠水。住民約150人が避難した。丹巴県当局は救助隊約400人を現場に投入。重機15台、ポンプ39台を使い、不明者の捜索を行っている。

 事故が起きた発電設備は所内の地下2階にあり、発電所は地下1階まで水に浸かった。地上につながる通路は幅1メートルの階段だけ。救助隊は小型ポンプなど3台で、排水作業を続けた。

 ニュースサイトの極目新聞によると、発電所周辺では商店やオフィスの低層階が浸水。近くの建材店の店主は「地面が突然揺れ、地震かと思った。まもなく大量の水が発電所から吹き出て、店にも水が入ってきた。10歳の娘を抱えて、山の斜面を登って逃げた」と話している。

 店主によると、市街地の水深は一時、約1メートルに達した。周辺の商店主らも、走って避難したという。住民によると、周辺では1~2時間停電が起きた。

◇出典

https://mbd.baidu.com/newspage/data/landingsuper?context=%7B%22nid%22%3A%22news_8581602088952300366%22%7D&n_type=1&p_from=4

https://www.sohu.com/a/516190203_121284943?scm=&spm=smpc.topic_147.tpl-content-feed-list-1.3.1642043246808LekGBKm_46267


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