
西安市は、住民が不要不急の場合、市外に出ることを禁止。高速道路や鉄道駅2カ所と空港で、厳しい住民の市外への出発を厳しく規制している。
西安市はまた、全住民に対する4回目のPCR検査を完了後、27日午前0時、新たな検査を始めた。隠れた感染者を見つけ出す狙いがある。近隣の延安市で延べ113万6000人、咸陽市で延べ151万4000人のPCR検査を終えた。
香港メディアの東網によると、西安市中心部に近い雁塔区の女性会社員は「会社からメッセンジャーアプリで、会社の出入りを禁じるとの知らせを受けた。何も説明はなかったが、感染対策が強化されたのだろう」と述べた。ネットユーザーの1人は「朝、買い物に行こうとしたら、住宅街の警備員から外出を禁じられた」と話している。
陝西省政府はこのほか、省交通運輸庁に、西安市の学生が大学院の入学試験を受けられるようにするため、交通手段の確保を指示。西安市で、封鎖地区に住む学生が時間通りに試験を受けられるよう、タクシーや配車サービスによる試験会場への送迎を行った。封鎖地区以外では、大学院受験生のため、試験場近くの路線バスを大幅増便した。
◇出典
○西安でコロナ新規患者84人 広東など関連患者143人に◇出典
http://www.shaanxi.gov.cn/szf/xwfbh/202112/t20211227_2205704.html
http://www.shaanxi.gov.cn/xw/sxyw/202112/t20211227_2205678.html
https://hk.on.cc/hk/bkn/cnt/cnnews/20211227/bkn-20211227120019953-1227_00952_001.html
◇参考情報
○西安でコロナ患者約150人 事実上の「都市封鎖」宣言