米公共放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、バイデン米大統領は23日、「ウイグル強制労働防止法案」に署名、同法が成立した。人権侵害を理由に中国・新疆ウイグル自治区からの輸入を全面的に禁止する。製品を輸出したい企業は、製品が強制労働により製造されたものでないことを示す、明確で説得力のある証拠を提出する必要がある。(写真はRFAのサイト画面)
同法案は、米議会の上下両院で、民主、共和両党の賛成で可決した。同法の成立を受け、ブリンケン国務長官は「強制労働問題の解決は、バイデン政権の優先課題だ」と指摘。「世界で強制労働の製品が使われないようにするため、同盟国とパートナーに一致した行動を取るよう求める」と述べた。
台湾の中央通信社によると、中国外務省は24日、同法について「中国新疆の人権状況を悪意を持って抽象するもの。中国の内政に対する粗暴な干渉だ」として反発する声明を発表した。
○米下院「ウイグル人強制労働防止法」可決 新疆製品輸入禁止へ
◇出典
https://www.voachinese.com/a/president-biden-signs-uyghur-bill-to-ban-xinjiang-forced-labor-products-20211223/6367122.html