22021年12月6日火山西省晋中市の寿陽県で6日午前1時36分ごろ、発電所の建設工事現場にある建設作業員宿舎で火災が起きた。消防隊が急行して約3時間後に鎮火したが、作業員8人が死亡、5人がけがした。当局が火災原因を調べている。地元メディアが伝えた。(写真は東網のサイト画面)

 発電所は、石炭火力発電所の「山西寿陽明泰電廠」。地元の発電会社、山西寿陽明泰国能発電が建設を進めている。35万キロワットの発電設備2基を設置する計画だ。

 中国では建設作業員の火災や倒壊で、多数が死傷する事故が相次いでいる。今年9月、四川省雅安市で建設作業員宿舎が山崩れで倒壊し7人が死亡した。8月には、海南省ダン(にんべんに詹)州市で竜巻があり、建設作業員宿舎が倒壊。8人が死亡、2人がけがした。

◇参考情報
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