中国メディアの新浪財経などによると、浙江省金華市の金華経済技術開発区にある複合商業施設「湖畔里」の建設工事現場で鋼構造物が崩落した。25日午前8時現在、作業員6人が死亡、6人がけがしたことが確認されている。（写真は東網のサイト画面）

　中国では建設工事中の崩落事故がしばしば発生。9月には、四川省成都市の地下鉄工事現場で、仮設の鋼構造物が崩落し、作業員14人が死傷した。8月には黒竜江省ハルビン市の7階建てオフィスビルで屋上が崩落。防水工事をしていた11人が死傷した。

　「湖畔里」は、地元の金華金開産業発展集団が請け負い工事を進めている。総投資額は9億2500万元（約166億円）。計画では、ショッピングセンターやホテルなど、延べ床面積10万平方メートルの建物が造られる。

　浙江省安全生産委員会は、金華市政府に対し、事故原因の究明のため調査を急ぐよう指示した。また、事故防止の指導を強めることも求めた。

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