
新京報など地元紙によると、18日にツアー参加者7人全員の感染判明。その後、一行がドライブ旅行で訪ねた陝西省西安、甘粛省蘭州などで感染者の確認が相次いだ。北京で19日確認された新規患者1人は、甘粛省武威から北京に向かう列車で、寧夏回族自治区銀川の新規患者と同じ車両に乗り合わせた。
新規患者が住む北京市豊台区では、感染拡大防止の緊急対策が始動し、オフィスビルとマンション数棟が閉鎖された。患者の濃厚接触者が通う学校は、1週間の休校となった。
香港メディアの東網によると、ツアー客がドライブ旅行の途中に立ち寄った、内モンゴル自治区アルシャー盟エジン旗のレストランでは、従業員5人が感染。エジン旗では、このレストランが閉鎖になったほか、住民全員のPCR検査が行われた。観光地も閉鎖になった。
このほかツアー客がドライブで訪ねた甘粛省張掖の観光地が閉鎖になったほか、銀川では住民に対し不要不急の外出が禁止なった。内モンゴル自治区エレンホトでは住宅地2カ所が新型コロナ感染リスク等級で「中」の指定を受け、閉鎖された。
○コロナ感染発生の新疆イリ・カザフ州、旅客の出発許可◇参考情報
○新型コロナ、国内感染の新規患者11人 ハルビンは8人