22021年10月13日台
 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米ハーバード大の夏季中国語研修プログラム「北京書院」が中国北京語言大学との提携を打ち切り、台湾の名門、台湾大学(台北市)との提携に切り替えることが分かった。学術界の脱中国の動きとして注目されている。

 同大北京書院は中国語研修プログラムとして著名で、中国語と中国文化を学ぶため、夏の2カ月間、北京語言大学で開講されてきた。2022年から台湾大で開講し、名称も「ハーバード台北書院」に改める。同大北京書院の責任者、劉力嘉氏は、提携先の変更について「北京語言大は友好的な態度に欠けていた」と述べた。

 劉氏によると、北京語言大学との間では、教室や宿舎を巡るトラブルが頻発。2019年からは、北京書院で学ぶ米国人教師と学生が米独立記念日を祝ったり、米国歌を歌うことを禁じた。習近平氏が国家主席に就任後、米国の団体に対する中国政府の態度が微妙に変化していることと、関連しているとみられる。

◇参考情報
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