黄河の中下流域で比較的規模の大きな洪水が発生しており、河南や山東など各省が厳戒態勢を敷いている。7月の水害で多数の犠牲者が出た河南省鄭州市では、市トップの徐立毅党書記が、各部門に対策の徹底を指示した。台湾・中央通信社が伝えた。

 中国メディア、大衆日報によると、大雨が続いているため、黄河の山東省内の流域では、毎秒5000立方メートルの流量が継続。支流の金堤河で2010年以来、最大規模の洪水が起きているほか、東平湖は12日間連続で水位が危険レベルを超えている。 

 中国新聞網によると、河南省の1~9月の雨量は平年より5割多い983ミリで、同期としては1961年以降で最多。省都の鄭州市では5日、徐党書記が同市を流れる黄河の洪水対策の状況を点検した。また、各部門に水害と土砂災害への備えを指示した。

◇参考情報
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