中国メディアの新華網などによると、中国東北地区で23日、民生用電力の供給が無予告で停止し、住民の不満が高まっていることに絡み、国家発展改革委員会の担当部門の責任者は、今後は民生用電力の供給制限を決して行わないと明言した。民生用以外でも供給停止は避ける考えを強調した。 

 責任者は、東北地区は冬が長くて寒さが厳しいことに配慮し、石炭などの資源を同地区に優先配分し、電力や熱の安定供給を確保すると強調した。具体的には、東北地区の電力量を拡大するほか、暖房と発電用の石炭を十分確保するほか、電力不足が生活や農業など民生用電力の供給に影響しないよう、各レベルの政府に電力会社との連絡体制を構築するという。

 また、陝西省や内モンゴルの特定の炭鉱を指定。東北地区向け発電用石炭を優先供給させる。さらに発電・熱供給会社に、資源価格の一層の値上がりに備え、輸入拡大を急がせる。

 責任者によると、今年冬の中国の発電容量は計24億キロワット(kW)と、前年同期比で2億kW増加。電力需要のピーク時に12億kWを供給できるなど、十分な発電能力を確保できる見通しだ。


◇出典
http://www.xinhuanet.com/2021-09/30/c_1127918817.htm
https://www.cna.com.tw/news/acn/202109290351.aspx
中国東北の多数の都市で停電 石炭高騰、不足が原因か
広東や浙江で電力供給制限 一部企業は前倒しで休業