22021年9月7日亜 香港メディアの星島日報によると、中国電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババ、浙江省杭州市)の女性職員が、男性上司らからの性的暴行の被害を訴えていた事件で、山東省済南市の検察は、犯罪の要件はないとして逮捕の不許可を決めた。警察は男性職員の捜査を終了し、15日の行政勾留を命じた。(写真は、星島日報のサイト画面)。

 女性職員は今年7月末、男性上司と済南市に出張。取引先のスーパーマーケット「華聯超市」の職員と商談を行った。女性職員は、商談の日の夜に男性職員から性的暴行を受けたと通報したが、済南市の警察は事実を裏付ける証拠はなかったと結論づけた。

 ただ上司と取引先職員は、強制わいせつはみとめており、警察は取引先職員を拘束した。検察は8月25日、取引先職員については、強制わいせつ罪で逮捕を認めた。

 女性職員は8月、アリババ本社の食堂で拡声器を使い「男性上司から性的暴行を受けた」などと主張。女性が、被害の内容や心情をまとめた文章は、中国の主要交流サイト(SNS)に拡散した。また、アリババの従業員6000人超が、女性への支持を表明するとともに、問題解決を会社に求める動きに発展した。

 同社トップの張勇氏は、8月9日、男性上司を解雇するとともに、高級幹部2人を引責辞任させるなどの処分を発表した。
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