中国メディアの中国新聞網によると、東北地区の吉林省では24~25日、同省西、南部で激しい雨が降った。うち西部のトウ(さんずいに兆)南市では、市内の川が氾濫する危機が高まっている。

 同省の24日午前5時から25日午前7時の平均雨量は、14.5ミリ。雨量上位10カ所のうち9カ所はトウ南市で、一部の雨量は150.7ミリを記録した。同市では、嫩江最大の支流「トウ児河」が流れている。

 吉林省水利庁によると、省内のダム20カ所では最近半月間、水位が上限を超える状態が続いている。同庁では、白城市とトウ南市など嫩江流域の都市に洪水への警戒を呼びかけるとともに、規則に従いダムの放水を行っている。

 気象専門家は、嫩江上中流に降った大雨により、今後、下流の同省白城市や松原市で洪水が起きる恐れあるとして警戒を呼びかけた。同省北西部の山間部では土砂災害の危険があるとして、注意するよう求めた。