22021年8月6日砲 台湾中央通信社によると、台湾国防省は5日、米政府が4日、自走榴弾砲「M109A6」40門などを7億5000万ドルで台湾に売却することを承認し、議会に通知したと発表した。米バイデン政権誕生後、台湾への武器売却を決めたのは初めて。(写真はRFAのサイト画面)

 中国外務省は「米国による台湾への武器売却は、中国の内政への干渉で、中国の主権と安全保障上の利益を損なうものだ」などと反発するコメントを発表した。

 台湾国防省は、米国の台湾への武器売却は、台湾関係法などに基づくもので、台湾防衛のため兵器の提供を続けることは、地域の安定の基礎になるとコメントした。

 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米政府が売却する「M109A6」は新型で、全地球測位システム(GPS)を使い砲弾を精密に誘導できる。中国軍の上陸侵攻作戦を阻止する能力を高めることになる。

※出典

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202108050013.aspx

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202108050218.aspx

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/gangtai/hcm1-08052021110038.html

◇参考情報◇
米政府、ロケット砲システムなどを台湾に売却へ 中国は強く反発