22021年6月18日仏 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、フランス政府はこのほど、新型コロナウイルスのワクチンを接種済みの旅行客の入国規制を緩和した。同政府はワクチンとして米ファイザー、米モデルナ、英アストラゼネカ、米ジョンソン・エンド・ジョンソンを列挙したが、中国製を含めていない。駐仏中国大使館は直ちに反発し、フランスへの制裁を示唆した。(写真は東網のサイト画面)

 仏政府は、新型コロナの感染状況により世界を緑とオレンジ、赤色に分類。オレンジと赤色地区の国民は、仏入国に「緊急の理由」の記入が必要で、しかも入国後に7日間の隔離が義務となる。中国はオレンジ色の地区に分類されている。ワクチン接種済みなら、「緊急の理由」の記入は求められない。

 中国大使館員は「中国製のワクチンはフランスに認められず、入国には緊急な理由が必要だ。フランス人が中国に入る場合、彼らのワクチンも認められない」と述べた。

 駐仏中国大使館は14日「中国製ワクチンは、世界保健機関(WHO)から緊急使用を認められているのに、フランスから承認されていない。中国をオレンジ色地域に分類するのは、政治的な遊びだ」と批判した。
 中国の製薬企業、科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の新型コロナワクチンは、欧州医薬品庁(EMA)から承認されていない。しかし、欧州連合(EU)加盟国のうち、ギリシャやハンガリーなど、シルクロード経済圏構想「一帯一路」に加わる諸国は独自に承認している。


★参考情報★
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中国製新型コロナワクチン接種の韓国人、自宅で死亡
中国がビオンテックのワクチン使用許可へ WSJ報道