22021年6月16日網 中国のニュースサイト、大衆日報によると、国家インターネット情報弁公室は15日、SNSなどネット上の「ファンコミュニティー」における中傷やデマの拡散、悪質商法を防止するため、2カ月の集中取り締まり活動を全国で始めることを通知した。(写真は東網のサイト画面)

 今回の集中取り締まりの対象は「ファンコミュニティー」で起きる各種の社会問題。人気タレントのランキングやトピックス、コメント欄などで非難の応酬、対立の扇動、中傷、デマの拡散、悪質な営業活動などを取り締まる。

 同弁公室は、「ファンコミュニティー」上で取り締まりの対象となる問題行動として、未成年に対する高額商品購入の誘導、中傷合戦やプライバシーの暴露、ファンの動員やアルバイトを使っての評価の釣り上げなど5つを列挙した。

 同弁公室にの担当者によると、5月には中国の娯楽番組の主催者が、アイドルのファンに対し、支持の証しとしてあるメーカーの牛乳瓶のフタを集めるよう呼び掛けたところ、製品を買って中身を捨てるケースが続出した。

 同弁公室は、悪質な行為を発見した場合、関連のグループやプラットフォームの解散を命じ、アカウントを取り消す。


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