22021年6月14日化 貴州省貴陽市公安局(警察)で12日午前0時12分ごろ、貴陽経済技術開発区にある化学品卸売会社「貴州三強興興化工貿易」で、有毒の化学原料「ギ酸メチル」が、輸送車から荷下ろしする作業中に漏れ、作業員が倒れたと通報があった。警察などによると、作業員8人が死亡、3人がけがした。ニュースサイトの澎湃新聞が12日伝えた。(写真は東網のサイト画面)

 警察によると、事故を起こした輸送車は湖北省のナンバー。通報で警察官が駆けつけると、数人が倒れており、救急車が到着した際は一部は既に死亡していた。警察などが事故原因を調べている。環境当局が調べたところ12日午前5時現在、周辺の大気で異常値は出ていない。

 ギ酸メチルは、殺虫剤などの原料に使われる。臭いのある無色の揮発性液体で、人が触れると呼吸器や目、鼻に強い刺激があり、呼吸困難などの症状が出る。

 同社は、個人所有の民営企業で2015年5月の発足。塗料や希釈剤、キシレンなどの化学原料を製造している。

 中国では、会社や工場から有毒化学品が漏れて、多数が死傷する事故がしばしば発生している。今年5月には、四川省宜賓市長寧県の食品工場で、施設の修理作業中に硫化水素が発生し、作業員と住民7人が死亡した。

★参考情報★
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食品加工場で硫化水素漏出 住民含む7人死亡 四川