広東省江門市江海区の礼楽街道地区で26日午前10時35分ごろ、井戸の汚泥除去中の作業員6人が、水に転落した。まもなく救助されたが4人が死亡、2人が手当を受けている。当局が事故の詳しい原因を調べている。地元紙の羊城晩報が27日伝えた。（写真は東網のサイト画面I)

　当局によると、6人は作業中に発生した有毒ガスを吸い、失神して相次ぎ水中に落ちた。4人は溺死したとみられる。残る2人の容態は安定しているという。

　中国では作業中の中毒事故が頻発している。25日には、四川省宜賓市長寧県の食品加工場で、施設の修理作業中に硫化水素が発生し、作業員と住民8人が中毒して病院に運ばれた。うち7人が死亡した。

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