22021年5月20日米 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、米第7艦隊は、ミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」が18日、国際法に従い台湾海峡を通過したと発表した。同艦隊は、航行について「自由で開かれたインド太平洋」を守ることが目的で、今後も合法的な航行を続けるとコメントした。(写真はRFAのサイト画面)

 バイデン政権の1月20日の誕生後、米軍艦艇が台湾海峡を航行するのは5回目。2月に2回、3~5月に各1回航行している。いずれもイージスシステムを搭載するアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦が航行した。

 中国軍東部戦区は19日午前8時、公式ミニブログで、米駆逐艦の台湾海峡航行についてコメントを発表。台湾独立派に対する誤ったシグナルを送るもので、台湾海峡の平和を害する行為として批判した。

 なお、海上自衛隊と米仏豪の海軍が11日~17日、東シナ海で合同演習を行った。中国の海上活動をけん制することが目的。陸上自衛隊も、仏陸軍、米海兵隊と離島防衛の合同演習を実施した。海自の最新イージス艦「まや」も参加した。

★参考情報★
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中国の台湾侵攻6年以内 米インド太平洋軍司令官