
同社はこれまでにも当局から、不合格を合格品と偽り販売していたり、虚偽の宣伝を行ったなどとして、既に数十件の行政罰を科されている。
H&Mは今年3月、少数民族への強制労働などを理由に、新疆ウイグル自治区産綿花の使用を中止すると発表し、中国で反発が広がった。行政罰の連発は使用中止が関連している可能性がある。
H&Mの発表後、中国法人のSMSの公式アカウントには、中国消費者からの批判が殺到。中国ネット通販大手がH&Mの商品の表示を止めるなど、業者の間でボイコットの動きが広がった。中国の人気タレントが相次いで、H&Mとの決別を宣言した。
●新疆綿花拒否の外国企業へのボイコット続く●H&Mが新疆産綿花を拒絶 中国でボイコットの動き