22021年4月21日検 米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)によると、北京市公安局(警察)は18日、北京市検察院政治部主任の馬立娜氏が自宅マンションから飛び降りで死亡したと発表した。警察は他殺など事件性を指定。家族の話をもとに、馬氏がうつ症状だったと公表した。(写真はRFAのサイト画面)

 台湾中央通信社によると、中国共産党の習近平総書記(国家主席)は2012年の就任後、党幹部の汚職摘発を大々的に推進。「政法系」と呼ばれる警察や司法、情報機関などの幹部が主要対象となり、自殺者が相次いでいる。13~19年9月に81人が自殺したが、ほとんどが「政法系」とされる。馬氏の自殺について中国のネット上では、「うつ」が原因とする警察発表を疑う声が上がっている。

 最近、「政法系」を対象とした汚職摘発は「20年さかのぼる調査」を実施。過去20年間のあらゆる資料が調査と問責の対象となり、定年退職者も事情聴取を受けているという。このところ「政法系」の大規模な人事異動も進行中だ。

 RFAによると、中国では最近の3年間に、少なくとも7人の政府高官がビルから投身自殺している。20年8月には、中国最大手の国有土木建設会社、中国鉄建集団(北京市)トップの陳奮健董事長、19年8月には広東省深セン市政府の水務局の主任がそれぞれ投身自殺した。

★参考情報★
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