22021年4月20日拐 中国本土のニュースサイト、環球網によると、天津市南開区検察院がこのほど、同市中心部の南開区の街路上で女児を連れ去ろうとした男を児童誘拐罪で起訴した。男は精神病を主張したが司法精神鑑定で退けられた。(写真は百度のサイト画面)

 検察によると男は昨年11月7日、南開区の人通りが多い路上で、母親に連れられ歩いてきた女児をいきなり抱きかかえ、連れ去ろうとした。母親が女児を奪い返そうとするとともに、大声で助けを求めため、通行人が集まり男を取り囲んだ。

 男は通行人らに、女児が自分の娘だと弁明。母親が否定すると、男は「自分の子と見間違えた」などと述べて立ち去ろうとしたため、通行人らに取り押さえられた。まもなく警察官が駆けつけて、男を拘束した。

 警察の取り調べに対し男は、精神病だと主張した。しかし、司法精神鑑定の結果、精神病でなく、事件発生時に刑事責任能力があったと認められた。

 検察は、公園や商業施設、遊園地など人が集まる場所で、児童誘拐が起きやすいとして、保護者に対し警戒を強め、子どもとしっかり手をつないで歩くよう呼び掛けている。

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