ニュースサイトの環球網によると、北京市中心部、西城区の「西絨線胡同」地区にあるレストラン「北京徳峰餐庁」で23日午前8時15分ごろ、LPG(液化石油ガス)が爆発した。隣家の住民ら7人がけがし病院に運ばれ、2人が重体。当局が事故原因を調べている。(写真は東網のサイト画面)
西城公安分局(警察)によると、レストランは春節(旧正月)のため休業していた。LPGはボンベ入りで、北京市通州区の業者が同日8時ごろ運び込み、据え付け作業をしていたところ、ガスが漏れていることが分かったという。
爆発で、レストランが入る平屋建物が崩落。隣接する平屋の民家も崩れ落ち、中にいた住民がけがした。レストラン前を通り掛かった自動車の3人と、電動自転車の1人も負傷した。
事故後、西城区政府の幹部が現場に急行。救助作業などを指揮するとともに、周辺の住民を近くのホテルに避難させた。また、事故調査チームを立ち上げ、LGPとボンベの仕入先などを調べている。さらに、西城区全域で、LPGの業者に対し、一斉に立ち入り調査を始めた。
中国では住宅や店舗でのガス爆発事故が頻発している。1月末には、遼寧省大連市の金普新区の集合住宅で爆発があり家族3人が死亡、近隣住民6人が負傷。昨年11月には、湖南省汨羅市のレストランで爆発が起き、食事客ら34人がけがした。
●レストランでガス爆発 34人けが、1人重体 湖南★参考情報★
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●団地の1室でガス爆発、2人死亡4人けが-河北