22021年2月12日保 新型コロナウイルスの発生源解明のため世界保健機関(WHO)が中国に派遣した調査団が9日、実験室からウイルスが流出した可能性は極めて小さいと結論付けた。しかし、米政府は結論を疑問視している。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。(写真はRFAのサイト画面)

 米国務省のプライス報道官は「誰もウイルスが中国の武漢以外から出たと考えないだろう」と指摘。「米国が独自に情報と分析を行い、同盟国と精査するまでは、WHOの調査結果は受け入れられない」と述べた。

 米在住のジャーナリスト、王剣氏は、新型コロナを巡る米中の争いは続くと指摘。「バイデン政権が、WHO脱退を撤回したことは、中国と米国がWHOで引き続きぶつかることを意味している」と述べた。


★参考情報★
ーーーーーーーーー
新型コロナ発生源は武漢の研究所 「史上空前の代償伴う隠ぺい」 米メディア報道
子ブタ2万頭が病死、新型ウイルスをコウモリが媒介ー広東