中国海警局の船舶2隻が7日、沖縄県尖閣諸島周辺の海域を航行した。海上保安庁によると、2隻は7日午前4時ごろ尖閣諸島・大正島の南東海域約22キロを航行し、日本漁船1隻に近づいた。海保の巡視船が海警船に退去を要求した。香港のニュースサイト、東網が伝えた。

 最近、海警船4隻が尖閣諸島周辺に出没しており、6日にはうち2隻が周辺海域を航行。海警船の武器使用を認めた「海警法」が1日に施行後、初めての航行となった。


★参考情報★
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